日米韓防衛相電話会談について

令和5年9月7日
防衛省
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9月7日(木)、日米韓防衛相電話会談を行いました。

会談においては、浜田防衛大臣、オースティン米国防長官、イ韓国国防部長官が、8月24日の弾道ミサイル技術を使用した発射や同月30日の弾道ミサイル発射を含む北朝鮮情勢及び3か国の協力の強化について議論を行いました。

3か国の閣僚は、北朝鮮によるこれらの発射が、弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も禁止している関連する国連安保理決議に違反し、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであるとして、強く非難しました。

3か国の閣僚は、北朝鮮のミサイル警戒情報のリアルタイム共有について、シャングリラ会合で合意した初期的運用の開始及び本年末までのメカニズムの始動に向けて、3か国の調整をさらに加速していくことで一致しました。また、3か国共同訓練の定例化に向けて、複数年にわたる訓練計画を策定・実行することを確認したほか、複数領域における3か国の年次訓練や地域の安全保障上の課題に係る3か国の活動の連携強化について議論しました。

3か国の閣僚は、3か国の安全保障上の協力の重要性を再確認するとともに、先般の日米韓首脳会合の成果も踏まえ、引き続き3か国で一層緊密に連携していくことで一致しました。