井野防衛副大臣の米国訪問(概要)

令和5年7月14日
防衛省
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令和5年7月11日(火)から7月14日(金)までの間、井野防衛副大臣は米国を訪問したところ、概要以下のとおり。以下記載の日時については現地時刻。

  1. ハワイ州副知事との意見交換
    11日(火)、井野防衛副大臣はハワイ州会議事堂においてシルビア・ルーク・ハワイ州副知事と面会し、地域情勢や日米協力の強化について意見交換を行いました。
  2. 海兵隊ハワイ基地訪問
    11日(火)、井野防衛副大臣は海兵隊ハワイ基地の第3海兵沿岸連隊(3МLR)を視察し、同隊の任務及び活動についてブリーフィングを受けました。3МLRは、令和4年3月に発足した米海兵隊で最初の海兵沿岸連隊です。また、同基地内の飯田房太中佐記念碑及びクリッパー・メモリアルにおいて献花を行いました。
  3. アクイリノ・インド太平洋軍司令官との意見交換
    12日(水)、井野防衛副大臣はインド太平洋軍司令部を訪問し、アクイリノ・インド太平洋軍司令官と意見交換を行いました。両者は、前日の北朝鮮による弾道ミサイル発射を含む地域情勢や、日米同盟の強化のための具体的な取り組みについて幅広く議論し、インド太平洋地域の平和と安定の維持・強化に向け、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
  4. 国防省捕虜・行方不明者調査局(DPAA)中央身元鑑定研究所訪問
    同日、井野防衛副大臣はDPAAの中央身元鑑定研究所を視察し、ブラネンDPAA副長官から遺骨収集事業等に関する説明を受けました。DPAAは、行方不明になった兵士等の消息調査を実施しており、日本人の遺骨等の調査も実施しています。
  5. パパロ太平洋艦隊司令官との意見交換
    同日、井野防衛副大臣は太平洋艦隊司令部を訪問し、パパロ太平洋艦隊司令官と意見交換を行いました。両者は、日米同盟を取り巻く情勢認識を共有するとともに、同盟を基軸とした多国間協力を通じて、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に引き続き、取り組んでいくことを確認しました。
  6. アリゾナ記念館での献花
    同日、井野防衛副大臣は、アクイリノ・インド太平洋軍司令官と共にパールハーバーのアリゾナ記念館を訪問し、戦艦アリゾナ及び乗組員の方々に献花を行いました。
  7. 国立太平洋記念墓地での献花
    13日(木)、井野防衛副大臣は、国立太平洋記念墓地(通称パンチボウル)において献花を行いました。同墓地は、アーリントン国立墓地に並び、米国内に2つしかない戦没者を祀る国立墓地であり、第二次世界大戦等における戦没者及びその家族が埋葬されています。