木村防衛大臣政務官のグアム訪問(概要)

令和5年1月26日
防衛省
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令和5年1月24日(火)から1月26日(木)までの間、木村防衛大臣政務官がグアム島を訪問したところ、概要は以下のとおり。

1.グアム島における埋葬記念碑除幕式出席、視察、会談等

  1. 25日(水)、木村防衛大臣政務官は、米海兵隊基地キャンプ・ブラズ内に設置されたチャモロ族(グアムの先住民)の御遺骨を埋葬した埋葬記念碑の除幕式に参列し、スピーチを行いました。スピーチの中で、記念碑はグアム移転事業においてグアムの文化・歴史を尊重し、環境や歴史保存に配慮しながら関係者が一丸となって精力的に仕事を進めた結果であることを述べ、グアム島の御先祖の皆様に改めて敬意を表しました。
  2. 同日、木村防衛大臣政務官は、グアム島に所在する米海兵隊基地キャンプ・ブラズの建設現場等を視察し、グアム移転事業は日米双方の緊密な連携の下、目に見えて進捗していることを確認しました。
  3. 同日、木村防衛大臣政務官は、南太平洋戦没者慰霊公苑で慰霊のための参拝をし、改めて戦没者の御霊に哀悼の誠を捧げました。
  4. 同日、木村防衛大臣政務官は、日本企業関係者と昨今のグアムの経済事情に関する意見交換を行い、グアム移転事業の引き続きの着実な工事実施等のお願いをしました。
  5. 同日、木村防衛大臣政務官は、グアム準州知事を表敬しました。表敬では、木村防衛大臣政務官から、改めてグアム移転事業に対する長年のグアム政府の理解と協力や、自衛隊による訓練等への協力に感謝するとともに、引き続きの協力をお願いしました。
  6. 同日、木村防衛大臣政務官は、グアム準州知事主催のフィエスタに招待され、グアム準州知事や米軍関係者と和やかに歓談しました。

2.米海兵隊基地キャンプ・ブラズ再発足・命名式典への出席

  1. 26日(木)、木村防衛大臣政務官は、グアム・アサンビーチ(太平洋戦争国立歴史公園内)で開催された米海兵隊基地キャンプ・ブラズ再発足・命名式典(※)に出席し、スピーチを行いました。スピーチの中で、日米両政府は足並みを揃えインド太平洋の平和と安定のために取り組んでおり、2024年から始まる在沖米海兵隊のグアム移転は、同地域における日米同盟の抑止力を強化し、沖縄の負担軽減につながる重要な取組であることなどを述べました。また、日本政府の資金協力によりキャンプ・ブラズを中心に、海兵隊の運用を支える司令部庁舎、海兵隊の生活を支える隊舎や診療所等が整備されており、日米双方の緊密な連携の下、施設の建設は着実に進捗していることを述べました。
    1992年に解団した海兵隊グアム司令部がキャンプ・ブラズとして再び始動するもの。
  2. 同日、木村防衛大臣政務官は、式典後に行われたレセプションに参加し、米側関係者等と和やかに懇談しました。