浜田防衛大臣とオースティン米国防長官の電話会談について

令和4年10月4日
防衛省
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北朝鮮による我が国上空を通過させる形での弾道ミサイル発射を受け、本日、浜田防衛大臣とオースティン米国防長官が電話会談を行ったところ、概要次のとおり。

両閣僚は、今般の発射を含む北朝鮮による一連の弾道ミサイルの発射は、関連する国連安保理決議に違反し、地域のみならず国際社会の平和と安定を脅かすものであるとして強く非難した。

浜田防衛大臣は、我が国上空を通過させる形での今般の弾道ミサイル発射は、我が国の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であり、このような暴挙は断じて許されない旨述べた。また、国民の命と暮らしを守り抜くため、いわゆる「反撃能力」を含め、あらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討し、防衛力を抜本的に強化していく旨述べた。オースティン米国防長官は、日本に対する核を含めた米国の拡大抑止のコミットメントは揺るぎないものである旨を改めて述べた。

両閣僚は、北朝鮮の挑発行動に対して、日米同盟の抑止力・対処力を強化するため日米の国防当局が引き続き緊密に連携するとともに、日米韓三か国での緊密な協力を進めていくことを確認した。