第76回自衛隊員倫理審査会議事録

1 日時

平成30年3月28日(水)15時00分~15時40分

2 場所

防衛省D棟6階 第2省議室

3 出席者

(委員) 大森会長、髙木委員、立川委員、友常委員、廣瀬委員
(防衛省) 室伏服務管理官

4 議事

(1)開会の辞

◯ 大森会長
 只今より「第76回自衛隊員倫理審査会」を開催させていただきます。
各委員におかれましては、ご多忙中のところご参集いただき、誠にありがとうございます。

(2)第75回自衛隊員倫理審査会議事録について

◯ 大森会長
 それでは、本日の議題に入ります。
 議題の1番目は、前回の審査会の議事録のご承認をいただくことです。
 お手元の資料2「第75回倫理審査会議事録」について、案はあらかじめお配りしてありますので、ご質問、ご意見がありましたらお願いします。

◯ 委員
 意見なし。

◯ 大森会長
 それでは、議事録につきましては、特段のご意見もないようですので、承認につきましては、他の議題についての議論を終えた後で、一括して行いたいと思います。

(3)平成29年度自衛隊員等倫理週間の実施結果について

◯ 大森会長
 議題の2番目は、「平成29年度自衛隊員等倫理週間の実施結果について」です。
それでは、服務管理官から説明をお願いします。

◯ 服務管理官
 お手元の資料に基づいてご説明いたします。
 まず、資料3「平成29年度自衛隊員等倫理週間の実施結果について」をご覧ください。
 本年度の自衛隊員等理週間につきましては、昨年12月1日から7日までの間に実施致しました。
 実施項目は、前回の審査会でご説明したとおり、①全職員を対象とした教育、②防衛事務次官からの訓示及び部外有識者による講演会、③ポスターやパンフレットによる広報・啓発活動、④倫理カードの配布や各種周知活動等でございます。
 2頁にあります、週間中のホットラインの対応状況については、5件の相談を受け付けました。
 内容については、物品等の贈与に関する相談が2件、講演等に関する相談が1件、その他の相談として2件ありました。
 この週間中に限らず、ホットラインへの相談が多く寄せられておりますが、より浸透するよう、引き続き周知活動を行ってまいります。
 次に、お手元の資料4「平成29年度自衛隊員等倫理週間講演終了後アンケート集計結果」につきまして報告させて頂きます。
 講演の感想としまして、全体の93.6%が「面白かった」「わかりやすかった」等の好評を得るものでありました。
 今後、聴講してみたい内容としては、他の組織における倫理等の取組事例に関する内容や企業とのつきあい方に焦点をあてた内容の講演を求める意見があり、より効果的で実践的な違反防止策を隊員が自ら考える観点から、興味深い意見だと考えております。
 次の頁ですが、2番の「倫理法・倫理規程の禁止行為を厳しいと感じることはありますか?」という質問に対しては、全体の75.2%が厳しいとは感じていないと回答しております。
 3番の「厳しいと感じる禁止行為は何ですか。」という質問に対しては、②の「利害関係者の企業を訪問する際に車での送迎を受けてはならない」が29.1%、次いで①の「利害関係者であれば先輩のOB隊員とも割り勘にしなければならない」が22.1%と多くなっております。
 次の頁ですが、4番の「倫理法・倫理規程に関する問題について判断に迷うことは何ですか?」という質問には、昨年度と同様に飲食の提供について判断に迷うことが多いとの意見が多くありました。
 5番の「その他の意見」には様々なものがございました。
 今回のアンケートの結果は、今後の教育資料等に活用していきたいと考えています。
 説明は以上でございます。

◯ 大森会長
 ありがとうございました。ご質問がありましたらお願いします。

◯ 委員
 感想も含めてなのですが、まずは倫理週間に関して、電話での相談が今回は、最近件数が少なかったところ、何件かあったということで、周知の成果もあって、そちらがきちんと機能しているという様子がうかがえるので結構だと感じました。それからアンケートの方なのですけども、やはり従前もそうですが、OBとの関係が厳しいとか難しいとかおっしゃられている方がいらっしゃいます。これはなかなか一朝一夕に解決しない問題かと思いますが、引き続き、対応して頂く事柄かなと思っております。最後に自由記載欄で気になったと申しますか、「部下指導で工夫が必要」とありますが、これの具体的な趣旨がわからないので何とも言えないのですが、現場の方で少し不便といいますか、おそらくかみくだいて部下の方にお伝えするのに、少し能力が必要だったり助けが必要だったりしなければならない状況なのかなという風にも感じますので、今後の更なる研修の徹底といいますか、より良いものにしていくために、現場のそういうご意見をできるだけ吸い上げて工夫をされていかれるとよろしいのかなというのが一つと、それから次に書いてある「テレビ会議」も今あの全体的に会社の役員会などでもテレビ会議というのもだんだん導入されてきておりますし、時間的拘束を減らす意味でも、そういった省力化をご検討いただくのがよろしいのかなと感じました。それから下から6番目になるのですが、「通報制度について誰が通報したかがわかってしまうのではないかという不安がある。」ということで、常にご相談者の方がおっしゃることで、完全にこのような気持ちをなくすということはなかなか難しいのですが、やはりこのような理由でためらっていることが、どこの組織でもあると思いますので、来年以降にこういった意見を反映させて、そのあたりをご安心いただけるような何か対応をご検討いただければいいかなと思いました。よろしくお願いいたします。

◯ 服務管理官
 ありがとうございます。今、委員からご指摘いただいた点については、私どもも教育資料で適宜わかりやすく伝わるようにしようと工夫しているところではございますが、ご指摘いただいた点や、倫理カードでは内容が難しいとのご意見など、そのようなご意見があることは今回改めて認識したところでございますので、引き続き、教育資料の充実や、やり方の効率化というのも頭に入れながら、現場の方が、楽に理解できるように工夫してまいりたいと考えております。

◯ 委員
 倫理カードでは内容が難しいという意見は私も気になっておりましたので、一応、申し上げておきたいと思います。

◯ 大森会長
 他にご質問、ご意見等がなければ、倫理週間の実施結果については以上とします。

(4)平成29年度第2四半期の贈与等報告書について

◯ 大森会長
 議題の3番目は、「贈与等報告書、株取引等報告書及び所得等報告書に係る様式の改正について」です。
 それでは、服務管理官から説明をお願いします。

◯ 服務管理官
 お手元の資料5「贈与等報告書、株取引等報告書及び所得等報告書に係る様式の改正について」をご覧ください。
 主旨としては、各種報告書の様式について、報告者及び審査事務担当者の双方の負担軽減を図る業務改善を目的とした所要の改正を行うものです。
 まず、贈与等報告書についてご説明いたします。
 贈与等の審査において必要な情報欄が不足しているため、報酬の様式と分けて、記入事項を追加いたします。具体的には、激励品に係る贈与の記入欄や立食パーティー等とそれ以外の場合のチェック欄を新設するなどします。
 報酬の様式については、不要となる報告事項欄を削除します。
 株取引等報告書については、現様式で欄外に記入していた項目について、「取引内容の種別」欄を新設し、チェック方式で記入するとともに、銘柄欄の枠を拡大し、「未公開株式」のチェック欄を新設します。
 所得等報告書については、これまで欄外に記入していた項目については、「備考」欄を設けて、チェック方式で記入するとともに、申告分離課税の「先物取引の事業・譲渡・雑所得」欄を新設するなどします。
 報告様式の改正にあたっては、事務次官通達による改正を行うことといたしますが、改正通達の適用日から1年を経過する日までの間は、旧様式を使用した報告であっても適正な報告として取り扱うなど必要な経過措置をとりたいと考えております。
 今後の予定としては、贈与等報告書については、平成30年度2/四半期の分から、株取引等報告書及び所得等報告書については、平成30年分から適用するよう、所要の手続きを進めることとしたいと考えております。
 説明は以上でございます。

◯ 大森会長
 ありがとうございました。
 贈与等報告書、株取引等報告書及び所得等報告書に係る様式の改正に関するご質問、ご意見を頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。

◯ 委員
 非常にわかり易くなってよかったかなと思います。自分で記入する欄は各自の判断がいろいろあるので幅が出てしまって、心理的にはなるべく簡単に書きたいというものもあるので、必要な情報が得られないということがあったと思うのですけれども、これはいい改正になるかと思います。実際に使ってみないとまたいろいろあると思いますので、これでスタートしていただいて、実際にご記入される方の意見を聞いて、また改善すべきは改善してという方向で進めていただければと思います。それから一つ、贈与等報告書ですが、平成30年度の第2/四半期からとなっていますが、これは第1/四半期では間に合わないからですか。

◯ 服務管理官
 はい、所要の手続きをとる関係で、第2/四半期からとしております。

◯ 大森会長
 他にご質問、ご意見等がなければ、贈与等報告書、株取引等報告書及び所得等報告書に係る様式の改正については、以上とします。

(5)平成29年度第3四半期の贈与等報告書の審査について

◯ 大森会長
 続いて、議題の4番目は、「平成29年度第3四半期の贈与等報告書」の審査についてです。
 この審査は、倫理法第6条の規定に基づいて、5千円を超える贈与等を受けた部員級以上の隊員が提出をした「平成29年度第3四半期の贈与等報告書」について、当審査会が審査を行うものです。
 それでは、服務管理官から説明をお願いします。

◯ 服務管理官
 それでは、お手元の資料6「平成29年度第3四半期贈与等報告書総括表」を使用して説明いたします。
 平成29年度第3四半期分の件数の合計は296件、前年同期比では63件増となっており、主に供応接待等が増加しております。
 基因・機関等別の件数でございますが、海上自衛隊の89件が最多となっております。これは、昨年同期と同様に、供応接待の件数が多くなっているところでございます。
 贈与等報告書の細部について説明致します。
 1番から3番までは、利害関係のない事業者から、懸賞文の表彰の副賞として賞金を受領したものです。
 4番から7番までは、外国政府からの儀礼的な趣旨でギフトを受領したものです。
 8番から13番は、利害関係のない事業者等から、儀礼的な趣旨で来訪に伴う挨拶として日本酒などを受領したものです。
 14番は、利害関係のない事業者から、コンサートのチケットの贈与を受けたものですが、当該事業者は、当該コンサート主催の別の事業者に支援を行っており、宣伝目的で、チケットを、防衛省・自衛隊に限らず広く配布しているものです。
 15番及び16番は、利害関係のない部外協力団体から儀礼的な趣旨で寒中見舞いとして受領したものです。
 17番から23番までは、利害関係のない事業者等から、海賊対処行動等における激励品として受領したものであります。隊員一人あたりの単価を見ますと、数百円程度となっております。
 24番は、利害関係のない事業者から研究集会の招待券を受領したものです。
 25番から27番は、企業の「お客様感謝の会」において、飲食物の提供を受けたものです。
 25番は、装備品の保守管理や借上などの契約の調達要求元の課長であることから、「利害関係あり」、26番及び27番は「利害関係なし」となっております。
 この会は、立食形式で実施されており、参加者は防衛省職員のほか、他省庁関係者、主催者の関連企業等の約1,000名が参加しており、多様な構成となっております。費用は10,000円で、出席者全員が無料です。
 いずれの者も、主催企業の来年度の重点取組みや他の分野における主要顧客の動向に関する情報収集をする目的として、職務として出席しております。
 28番は、利害関係者の開業50周年記念祝賀会という儀礼的な式典に参加し、飲食の提供を受けたものです。
 この会の主催者である企業と防衛省との間では、部隊行事を実施した際の実施会場として当該企業の会場を借り上げたことによる契約実績があるため、当該報告者は、当該契約に関して組織上の責任を有する立場であるため、「利害関係あり」となっております。
 この会は立食形式で実施され、参加者は、国会議員、地元県知事、地元県警本部長、マスコミ、地元関係企業等の約500名が参加しており、多様な構成となっております。
 当該報告者は来賓27名のうちの一人として出席しており、費用は10,000円で、来賓のみが無料招待であり、その他の出席者については、費用負担をして出席していますが、無料で出席しているのは当該報告者のみではなく来賓27名全員が費用負担を受けております。
 29番は、利害関係のない学校法人の創立50周年記念式典という儀礼的な式典に参加し、飲食の提供を受けたものです。
 この会は立食形式で実施され、参加者は、国会議員、地元市長、地元県庁職員、地元関係者等の175名が参加しており、多様な構成となっております。費用は10,000円で、出席者全員が無料です。
 報告者は、当該学校法人が所在する県において、自衛官の募集業務に係る責任者であり、職務として参加しております。
 この会については、地元の新聞社の記事において報道されておりますので、公開性は高いものと思われます。
30番から140番までの111件は、利害関係のない一般社団法人が主催する海賊対処活動に対する感謝の集いという儀礼的な場における飲食の提供となります。
 この会は、海賊対処活動に対する感謝の集いという儀礼的なものであり、現地において2回、日本において1回開催されております。
   現地における1回については、着座形式で実施され、派遣部隊の隊員等、大使館、一般社団法人の30名が参加しており、費用は11,332円で出席者全員が無料です。
 残りの1回については、立食形式で実施され、派遣部隊の隊員の他に、大使館、外国政府関係者の330名が参加しており、費用は8,565円で出席者全員が無料です。
 日本においては、立食形式で実施され、防衛省職員の他、国会議員、関係省庁職員、防衛大臣、防衛大臣政務官、その他国会議員など351名が参加しており、費用は14,964円で、出席者全員が無料です。
 いずれも公務として出席したものでございます。
 141番から146番は、外国政府関係者との意見交換会において飲食の提供を受けたものです。
 次に、著述に対する謝礼について、ご説明いたします。いずれも利害関係のない者からの謝礼となっております。
 147番から172番までは、部内の私的サークルが発行いたします機関誌への著述です。
 173番から178番までは、社団法人や財団法人が発行する書籍等への著述、179番から186番までは、新聞社、通信社及び出版社が発行する新聞・書籍への著述、187番から192番までは、企業やその他の団体からの依頼による著述となっております。
 193番から209番までは、出版された書籍等による印税を出版社から受領したものとなります。
 いずれも利害関係のない者からの印税となっております。
 講演等に対する謝礼について、ご説明いたします。
 210番から226番までは、利害関係者である企業からの報酬となります。
 防衛医科大学校の教授等は、薬剤や医療機器の調達に意見を述べることができる権限があることから、「利害関係あり」となっております。
 これらについては、事前に倫理管理官等の承認を得ており、金額も基準の範囲内となっています。
 227番から242番までは、社団法人・財団法人・医療法人からの依頼による講演です。
 243番から247番は、地方自治体や公的機関等からの依頼による講演、248番は独立行政法人からの依頼による講演、249番はボランティア団体からの依頼による依頼、250番から268番までは、大学、学校法人からの依頼による講演、269番から280番までは、企業からの依頼による講演、281番から284番までは、NPO法人からの依頼による講演、285番から294番までは、学会や研究所などのその他の団体からの依頼による講演です。
 なお、平日に講演を行う際は年次休暇やフレックスタイム制の利用により勤務時間外で講演を行っております。
 続いて、テレビ出演等に対する謝礼ですが、298番は、テレビ会社からの依頼によるテレビへの出演等に対する謝礼です。
 最後に、報告遅延1件1名について、ご説明いたします。
 本件は講演等に対する謝礼1件に関するものですが、本来、平成29年度第2四半期分として、平成29年10月1日から14日までに提出する必要があったものです。
 当該報告者は、平成29年4月に自衛官として採用されており、採用される前までは一般の大学で勤務していたため、本件が自衛官として採用後の初めて報酬を受けた講演依頼であったことから、報告の意識が希薄であったためと考えられます。
 遅延発覚にあたっては、自衛隊員等倫理週間において部内教育を行った際に提出漏れであることに本人が気づいたものであり、今般の提出に至ったものであります。
 本件につきましては、自ら贈与等報告書を提出していること、報告遅延は本件が1回目であることを総合的に判断すると、特に悪質性があるとは考えられず、委員の皆様からご異論がなければ、今回の件につきましては、注意喚起を行って、再発防止を図るということで、懲戒処分等は行わないという対応にしてはいかがかと考えております。
 贈与等報告の説明は以上でございます。

◯ 大森会長
 ありがとうございました。
 それでは、ここで贈与等報告書の審査に入らせていただきます。贈与等報告書に対する、ご質問、ご意見を頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。

◯ 委員
 特に問題ないかと思います。一つだけ教えていただきたいのですが、激励品をよくもらうと思うのですが、これまでも生命保険会社から贈与を受けたとする報告書が出てくることが多かったのですが、例えば自衛隊を支援している団体が激励品を持ってくるのは理解できるのですが、なぜ、一般企業の生命保険会社がタオルを激励品として贈与するのでしょうか。

◯ 服務管理官
 いただくものについては、宣伝目的にならないような一般的なものとして頂いておりますので、激励の趣旨だというふうに理解しております。

◯ 委員
 一般企業から激励品をもらうことはあるのでしょうか。

◯ 事務局
 東日本大震災や熊本地震のときも、生命保険会社から多数の激励品を頂いておりまして、自衛隊を応援してくださる生命保険会社が多いという実態がございます。

◯ 大森会長
 形式的な件ですが、他にも利害関係ありが3つあるようですが。

◯ 事務局
 ご指摘のとおり、269番から271番については、利害関係者である企業からの報酬となります。

◯ 委員
 遅延についての部分はいかがでしょうか。

◯ 大森会長
 そうですね。遅延に関しまして、いかがでしょうか。懲戒処分等は行わないという判断でよろしいでしょうか。

◯ 委員
 意見なし。

◯ 大森会長
 他にご質問、ご意見等がなければ、贈与等報告書の審査は、以上とします。

(6)議題の採択等について

◯ 大森会長
 それでは、本日審議されました「第75回自衛隊員倫理審査会議事録」及び「平成29年度第3四半期の贈与等報告書」につきまして、各委員に承認をいただきたいと思いますので、サイン又は押印をお願いいたします。

◯ 大森会長
 次回のスケジュールについては、委員の皆様のご都合を承りつつ、事務局より個別に連絡させていただきたいと思います。
 以上で、本日予定しておりました議題につきましては全て審議が終了いたしました。
 本日は、ご熱心にご審議いただき、誠にありがとうございました。

(7)閉会の辞

◯ 大森会長
 今月末をもちまして、委員5名の任期が満了することになりますが、私を含めまして3名につきましては、再任ということになると聞いております。
 立川委員及び廣瀬委員におかれましては、今月末の任期満了とともに退任されると伺っております。
 立川委員におかれましては8年、廣瀬委員におかれましては4年という多年にわたり、ありがとうございました。
 最後に、立川委員及び廣瀬委員より、それぞれ一言ご挨拶を賜りたいと思います。
 立川委員からお願いします。

◯ 立川委員
 この3月末をもちまして、退任することになりました。大変お世話になりました。会長からご紹介もありましたが、8年間委員を務めさせていただきました。ご覧のとおり5人しかいない委員の中の一人ということで、しかも、民間の会社を代表するというとおこがましいのですが、そういう立場で意見を述べるということで、大変な重責だったと思います。振り返りますと、ちゃんとその責任を果たしてきたかどうか、幾分じくじたるところもございます。しかしながら、歴代の服務管理官をはじめ、防衛省の皆さま、それから、委員の皆さまにいろいろ支えていただき、これまで全うできたことを改めてお礼を申し上げたいと思います。こういう委員会での議論とか、それから部隊視察に伺わせていただいて、実際には現場で仕事をされている皆さんとのいろいろな対話の中で、むしろ私の方が大変勉強させていただいたという思いでございます。それに関しましても感謝をいたしたいと思っております。8年間どうもありがとうございました。

◯ 大森会長
 ありがとうございました。それでは、廣瀬委員からお願いします。

◯ 廣瀬委員
 本日で最後になります廣瀬祐子と申します。4年間本当に倫理審査委員という立場では、私は出身母体が民間ですので、どちらかと言いますと、報道の本質に外れない仕事をしている限り、それほど倫理は厳しく問われるような業態の仕事ではございませんで、委員会の中でも倫理審査基準の周知徹底とか、研修のより充実という方向で皆様が議論されている中で、どちらかというと、そこまで厳しくなくてもいいのではないのかと。ただ、発言をしまして、私自身はこの4年間、倫理審査について、皆さま委員の方々のお話の中で、勉強させていただくことが非常に多かったと思っております。この場をお借りしまして心からお礼を申しあげたいと思っております。それと、私は今度は自衛隊の皆様に一言ご挨拶をさせていただきたいと思っております。私自身は民間のテレビ局で35年間記者をしておりまして、それから2年前にBSにうつって、討論番組のチーフプロデューサーという立場で、現在も仕事をしております。防衛省には、9.11の翌年、2001年から2008年まで足掛け8年間防衛省担当をしておりました。その頃はまだ有事法制も整ってませんで、その後テロ特ができたり、インド洋にイージス艦を派遣した時にも取材でインド洋にも行きましたけど、翌年、イラク派遣の特別措置法ができた時に、サマーワの方に取材に出ておりました。その頃と比べますと、本当に自衛隊をとりまく環境は大きく変わってきているなとしみじみ思っております。先日、とある方と話をしました時に、今年は平成30年ですねと、平成に入ってPKOが始まり、30年経って、そのPKOの業務は、変質していったと。これからは、よりグレーゾーンに対する自衛隊の任務はどんどん拡大していって、とにかく皆さまご承知のとおりいろいろ国際環境も厳しいなかで、皆様が高い倫理観を持ちながら、その実任務に邁進していただいて、国民の信託にこたえる任務を日々の業務の中でしていただければと、まるで防衛大臣のようなことを申し上げましたが、心の底からそのように思っております。本当にいままでありがとうございました。

◯ 大森会長
 立川委員、廣瀬委員ありがとうございました。私も会長として、お二方より様々な意見を賜ったことを大変ありがたく思っております。どうもありがとうございました。
 次回のスケジュールについては、委員の皆様のご都合を承りつつ、事務局より個別に連絡させていただきたいと思います。
 以上で、本日予定しておりました議題につきましては全て審議が終了いたしました。
 本日は、ご熱心にご審議いただき、誠にありがとうございました。

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