6年4月7日

第７０期入校式

　陸上自衛隊高等工科学校（学校長：篠村和也陸将補）は、令和６年４月７日、松本尚防衛大臣政務官の御立会の下、上田和幹陸上幕僚副長の御臨席を賜り、第７０期生（３５６名）の入校式を挙行しました。
　新入生は、全国各地から期待と不安の入り交じる中、武山の地に集いました。家族やご来賓に見守られる中、入校式に臨み、着校からわずか１週間で堂々たる姿となった我が子の姿に、多くの保護者が涙を流す様子も見受けられました。
　式は、国歌斉唱に続き、任命・申告・宣誓と進み、特に宣誓では、新入生代表の澤(さわ)出(で)大亮(だいすけ)生徒（北海道出身）の力強く、頼もしい声が響き渡りました。
　学校長式辞では、『本校で修学すること、及び３年後、陸上自衛官として任官するための自信と誇りを身につけられるよう日々励むこと（「自信と誇り」）』『明るく朗らかで質素・誠実を旨とし、強く・逞しく健やかな心身を身につけ、科学的かつ論理的思考に基づき行動すること（「校風の具現」）』の２点を要望し、新入生の心に深く刻み込まれました。
　また松本政務官からは、『高い志をもって、学業、クラブ活動、訓練に打ち込み、生活を充実させてほしい』『三年間を通じ、自衛官としての基礎を身につけてもらいたい』との激励の言葉を頂きました。
　その後、学校グラウンドにおいて在校生による歓迎パレード及び本校出身者の操縦による祝賀飛行が披露され、晴れの門出に花を添えました。