大村夏越祭 本文へジャンプ


                                                                                                                                               29.8.4

                             大村夏越まつり参加

 駐屯地の所在する大村市では、毎年8月1〜3日に、「大村夏越まつり」が行われ、司令である私も参加させて頂いたことから、紹介と感想を記述させて頂きます。
 初日1日のメインは、宵まつり花火大会。これは、ボートレース大村の会場が無料開放し、屋台の出店や、サンセットライブ(昨年度ふれあいコンサートにゲスト出演頂いた「カツルミ」さんも出演)が合わせて開催され、大盛況の花火大会です。
 今年で67回を迎える花火大会は、以前は帰省者の多いお盆の時期に行っていたそうですが、夏越まつりの宵まつりとしてこの時期に変化したようです。
はじめの花火は、ボートレース場内でレーザー&音楽&花火のショーがあり、ボートレース場で観覧すると、大変な迫力です。続く本番の花火は、ボートレース場沖合から打ち上げられます。そのため、花火の開始は、隣接する大村空港最終便着陸後の21時20分頃から始まります。2尺玉の大型花火も含まれる3,000発の花火は圧巻。ボートレース場内での花火に続いて大変な迫力で、大村市の元気が象徴されたものでした。
 2日目からは本まつりで、大村駅前の通りを歩行者天国にして行われます。今年で38回を数えることから、伝統的なお祭りでなく、近年このような形になったようです。はじまりは、地元大村を活性化しようと、大村青年会議所の発案で、大村青年会議所、大村商工会議所青年部等の尽力により、地域の神社で行っていた夏越まつりを統合して今の夏越まつりになったようです。地元愛と地域の力強さを感じるエピソードです。
 2日は、神輿の御くだりに始まり、舞踊等の披露や奉納太鼓の演舞があります。奉納太鼓は、陸上自衛隊から竹松ホーク太鼓も出演しています。
 そして3日のメインが、夏越総踊りです。19時45分から21時45分まで、途中休憩は入りますが、2時間踊り通しです。我が大村駐屯地も参加しました。福岡県の災害派遣に出動していたこともあり、一時参加も危ぶまれましたが、何とか踊りを覚えて楽しく踊らせて頂きました。踊りは審査され、今年の大賞は、海上自衛隊大村基地のちどり連が、4連覇を果たしました。例えお祭りでも、負けると悔しいもので、来年は少し頑張ります。
 踊りばかり見ていて気づいていない方も多いかもしれませんが、メインステージでは、我が大村駐屯地音楽部が演奏し、広報室の女性自衛官も踊歌「大村音頭」「夢まつり」を歌い、まつりを盛り上げていました。
 
 最高気温を更新し続けるなか、この3日間で大村の元気を感じました。今後も大村駐屯地は、地域との連携を図って参ります。

             第16普通科連隊長兼ねて大村駐屯地司令
                                          1等陸佐 南野 延寿