佐々町(さざちょう)は、長崎県の北部にあるで,北松浦郡に属する。
南西部の僅かな海岸線を除き
佐世保市に囲まれており、東境には、韮ヶ岳から同町牟田原に連なる山脈があり、
西境の盲ヶ原から北境の鷲尾岳まで江里山脈が連なっている。

佐々町

皿山公園

1751・宝暦1年、三川内の陶工、福本新左衛門外四家族が引越して来て、市ノ瀬に窯を築いて磁器を焼き、
3代目新右衛門の1825・文政8年に閉窯するまで75年間続いた。
一般家庭用の焼物であったので、現存する製品は極めて少ない。2代目仁左衛門の1804・文化1年に、瀬戸の陶工加藤民吉が福本家に住み込み、
2年間白磁の製法を習業した。民吉の帰郷後、瀬戸は陶器製造から磁器製造へと発展し、現在の世界的窯業地の基礎を築いた。
加藤民吉死後は瀬戸に於いて、磁祖窯神神社として祀られているが、その民吉に白磁の技術を伝えた窯跡として、
代々皿山の窯跡は佐々町の誇るべき史跡である。

市の瀬窯跡

全長22kmと、2級河川では長崎県下一の長さを誇り、アユ・コイ・ヤマメなど川魚の宝庫として知られる佐々川

佐々川