西海市

西海市は、長崎県西彼杵半島の北部に位置するである。
平成の大合併でできた市である。2005平成17年)4月1日に、西彼杵郡北部の西海町(さいかい)、西彼町(せいひ)、大島町(おおしま)、
崎戸町
(さきと)、大瀬戸町(おおせと)の計5町が合併し、誕生した。
市役所は旧大瀬戸町役場に置かれ、他の旧町役場は「総合支所」となった。
市章は青い丸の中に小さな白い丸が5つ、「S」字に並んでいる。5つの丸は合併した5つの町を、Sは西海(Saikai)の頭文字を表している

七ツ釜鍾乳洞

最長の清水洞が一般公開されている。複雑に広がった洞内は、全長1500m以上あると推定され、そのうち約250mが観光洞として整備され一般公開されている。
地質は古第三紀の西彼杵層群間瀬層中の石灰質砂岩
石灰藻二枚貝化石を多く含んでいることから、海底が隆起した後に、地下水の侵食作用で石灰質部が空洞化したとみられる。
日本の鍾乳洞を胚胎する石灰岩層の多くは約2.5億年前の古生代後期に形成されたものが多いが、
ここでは約3千万年前の新生代に形成されたとみられることから天然記念物指定された。

地学的観点から見れば新しい鍾乳洞で、鍾乳石石筍は他の鍾乳洞と比べると発達段階ともいえる小ぶりのものが多い。
洞窟の周辺では固有種のナナツガママンネングサが発見されている

西海橋公園

さいかいタンギーくん・ゆで☆大ちゃん

西海橋公園は県内でも有数の桜の名所。
また、約1,000本の桜が見ごろを迎える旧暦3月3日の大潮の際には、
日本三大急潮のひとつ伊ノ浦瀬戸のうず潮が一年でもっとも大きくなり、多くの人手でにぎわいます。