第4師団は、令和2年7月2日(木)から7月24日(金)までの間、防衛大学校3学年に対し、部隊実習を行いました。本実習は、防衛大学校3学年31名に対し、幹部自衛官の地位・役割及び部隊の実情を体験させるとともに、知識・技能を向上させる目的で行われました。

 学生は、当初、福岡駐屯地において第4後方支援連隊、第4偵察戦闘大隊、第4通信大隊及び第4特殊武器防護隊による部隊及び装備品の説明を受けました。6日(月)午前には、師団長沖邑陸将による講話が行われ、師団長の体験談や幹部自衛官としてのあり方等を大変興味を持って学ぶとともに、午後からは、久留米駐屯地に所在する西部方面特科連隊及び第4高射特科大隊による部隊及び装備品の説明を受け積極的に質問する等、意欲的に教育に臨んでいました。また、7日(火)からは、第16普通科連隊(大村駐屯地)に15名、第40普通科連隊(小倉駐屯地)に16名が配置され、各部隊において教育を受けました。

 学生は幹部自衛官の地位・役割や師団の概要を理解し、「非常に勉強になりました。」、「どの職種を選択しようか迷います。」等の感想を述べ、今後の幹部自衛官としての道を考えながら実習に臨んでいました。


第4偵察戦闘大隊による軽装甲機動車の説明

師団長講話

西部方面特科連隊によるFH70の説明

徒歩行進訓練

懸垂降下訓練

第4施設大隊研修

機関銃射撃予習

警衛勤務体験