第4師団は、令和2年4月6日(月)から同年4月17日(金)までの間、小倉駐屯地において令和2年度師団上級格闘指導官集合訓練を実施しました。
 本訓練は、各部隊の部隊格闘指導官に対し、上級格闘指導官特技取得に必要な識能の向上を図る目的で行われました。
 訓練には被教育者10名(第16普通科連隊1名・第40普通科連隊2名・第41普通科連隊2名・第4施設大隊2名・第4通信大隊1名・第4高射特科大隊2名)が、前段・後段の2部構成で計画された訓練に参加し、前段については学科、口述、基本動作及び基礎技術を実施し、後段では応用技術、模擬素養試験及び研究会を実施して練度維持・向上を図りました。
 訓練に参加した第40普通科連隊 松田3曹は「本訓練に参加させて頂き、改めて格闘訓練の重要性を再確認するとともに、自分の弱点を確認し、分析することで成果を出すことができました。ここで学んだことを部隊に普及し、部隊の精強化に努めていきたいと思います。」と述べ、第4通信大隊 徳村2曹は「本訓練に学生長として参加し、より高度な訓練を受けることにより、格闘の概念について理解を深めるとともに、今後の格闘指導官としての資質を涵養することができました。部隊に帰隊したならば、ここで学んだことを普及し、後輩育成に努めたいと思います。」と述べ、訓練の成果及び今後の部隊での意気込みを語りました。

基礎技術訓練

応用技術訓練