第4師団は、令和2年1月8日(水)から3月2日(月)までの間、第16普通科連隊長を担任官として、大村駐屯地・大野原演習場・大矢野演習場・早岐射場等において師団狙撃手集合教育を行いました。本教育は、狙撃に必要な知識及び技能を習得させ、精強な部隊、隊員の強化に資する目的で行われました。本教育に参加した第16普通科連隊 城間2曹は「師団狙撃手集合教育では狙撃手の重要性や必要な知識・技術を学び、検定や行動訓練を通じて精神的にも成長できました。これからは、狙撃手として必要な知識・技能を更に向上させ部隊に貢献していきたいと思います。」と述べました。対馬警備隊 阿比留2曹は「素養教育で幹部・先輩等から学んだ事を発揮でき、一つ一つの技術の積み重ねが大事だと実感できました。今回の教育で大きく三つのことが大事だと感じました。一つ目は周囲の観察、視界に入る景色などの変化や些細な動きを意識することです。二つ目は日々の積み重ねです。日々訓練で感じ、学んだことの反省点等を生かし積み重ねる事が大事だと思いました。三つ目はバディーとの信頼であり、自分を律し相手を思いやる心を持たなければ任務を遂行することができないと思いました。他にも学んだことはたくさんありますが、今後も感謝の気持ちを常に持ち、日々鍛錬の気持ちで狙撃手としての資質・技能向上に努め部隊に貢献したいと思います。」と述べました。


潜入訓練

警戒行動
観測・射撃訓練

ヘリからの潜入訓練