第4施設大隊(大村)及び第4偵察戦闘大隊(福岡)は令和2年3月8日(日)から3月10日(火)までの間、日出生台演習場にいおいて、大隊爆破訓練を行いました。本訓練は、爆破薬による対戦車壕の爆破処理を実施して障害構成及び障害処理能力の向上を図り、第4施設大隊と第4偵察戦闘大隊との協同訓練を実施して、16式機動戦闘車通貨のための障害処理要領の具体化に資する目的で行われました。本訓練に参加した第4施設大隊本部管理中隊長 古川1尉は「今回師団に新たに装備された16式機動戦闘車に対する施設支援要領を検討する資とするため、第4偵察戦闘大隊の協力を得て、実際に爆破処理した対戦車壕に16式機動戦闘車が通過できるか否かを検証しました。対戦車壕爆破処理は、16式機動戦闘車の登坂能力等の性能・諸元を踏まえ、対戦車壕の規格、土質等から適切に薬料を見積り、計画どおり実施することが出来ました。じ後、中型ドーザにより通過を車両用に改修し、16式機動戦闘車を進入させ、不整地及び泥濘地における通過整備の構築要領の資を得ることができましたので、引き続き16式機動戦闘車に対する施設支援要領を検討していきたいと思います。」と訓練の成果と今後の課題を述べてくれました。


障害通過

施設との協同訓練

爆破訓練

バイクによる障害通過