第4師団は、令和元年5月12日(日)、福岡駐屯地において「第4師団創立65周年・福岡駐屯地開設69周年記念行事」を実施しました。行事は晴天に恵まれ、国会議員、福岡県知事、歴代師団長をはじめとする多数の来賓の参加を得るとともに、隊員家族及び近隣住民約1万2000名が来場されました。師団長は、観閲式における式辞の中で、師団及び駐屯地開設以来、今日までの諸先輩のご協力と地域等の皆様の支援に対する心からの感謝を表すとともに、整列する各隊員に対して、「諸先輩の築かれた伝統を継承しつつ、地域配備師団としての新たな戦い方を創造・発展し、いかなる困難に直面しても、与えられた任務を「即動必遂」できる師団であることが必要である。隊員諸官にあっては、真に戦える実効性ある部隊の創造のため「事に臨んでは危険を顧みず国民の負託に応える」という言葉の重さを今一度思い起こしてもらいたい。「任務」は我々の全ての活動の基本であり、任務の完遂こそが国家の実力組織たる我々の「使命」である」と述べました。式典では、人員約800名、車両160両、航空機5機による威風堂々の観閲行進を行い、来場者から大きな拍手を受けました。また、記念式典後は、16式機動戦闘車をはじめとする各種装備品の空包射撃を交えた大迫力の訓練展示を通じ平素の練成訓練の一端を披露するとともに、、10式戦車等の体験試乗、水陸両用車の装備品展示、自衛隊活動コーナー等にも多くの方々にご来場いただき、記念行事は盛会のうちに終了いたしました。

観閲行進

巡閲

自衛隊活動コーナー

観閲行進