第4師団は、令和元年7月22日(月)に長崎空港及び大村駐屯地において、ソマリア沖・アデン湾における派遣海賊対処行動支援隊第11次要員として任務を終えた警衛隊長大町3佐以下76名の隊員の帰国行事を実施しました。本支援隊は、陸上自衛隊第4師団第16普通科連隊(大村)を中心として編成され、平成31年1月8日(火)から令和元年7月22日(月)までの約6ヶ月間、ジブチ共和国に所在する海上自衛隊対潜哨戒機の活動拠点において、警備任務等を行い、無事に完遂しました。大村駐屯地における出迎えでは多数の御来賓の方々をはじめ、同僚隊員及びご家族が参加され、家族や仲間との再会を喜ぶ派遣隊員の笑顔がとても印象的な出迎え行事となりました。西部方面総監 本松陸将は任務完了報告式において「今回の経験やノウハウは貴重な財産になる。異国の地で国の代表として任務を完遂した事に誇りを持ってほしい。」と隊員を労いました。派遣部隊を代表して警衛隊長の大町3佐が「ジブチ共和国は、世界で最も暑い国と言われ、最高気温が50度を超える厳しい環境での任務ではありましたが、派遣隊全員が一致団結して旺盛な使命感と責任感を持って、それぞれの任務を理解し、役割を果たして、無事任務を完遂して参りました。本派遣に参加できたのも、派遣元部隊の方々のご支援ご協力、そして派遣隊ご家族のご理解とお心添えがあったからこそであると、心より感謝し、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。」と帰国に伴う感謝の気持ちを述べてくれました。


駐屯地帰国行事

方面総監訓示


師団長による慰労


家族との再会

家族との再会

家族との再会