第15旅団活動紹介

Activity

 第15旅団は、西部方面隊に所属し、東西約1000㎞、南北約400㎞という広大な領域に有人島50を含む160の島々をもつ沖縄県に所在し、同県の防衛警備・災害派遣を担任し南西防衛第1線守備部隊としての厳しい教育訓練に加え、不発弾処理・緊急患者空輸や各地で行われる防災訓練等の行事の協力、音楽演奏支援などを実施し、地域の皆様の期待・信頼に応えられるよう活動しています。

教育訓練

南西防衛第一線守備部隊として各種の厳しい教育訓練に汗を流し、在沖米軍部隊と連携しつつ、事態発生時に即応できるよう、準備を重ねています。

緊急患者空輸

緊急患者空輸を担任実施しているのは、第15ヘリコプター隊です。担任区域は沖縄全域及び奄美大島以南の鹿児島県で、常時航空機を待機させ、緊急患者空輸の為の即応体制を維持しています。昭和47年、粟国島への初の緊急患者空輸以来、年間約200回の空輸を実施し、両県民の命綱として活動しています。

不発弾処理

陸上で発見された不発弾の処理は、第101不発弾処理隊が担任しています。常時1個組3名が直ちに出勤できる態勢を維持し、年間約600発の不発弾処理にあたってます。

各種防災訓練

沖縄県で行われる各種防災訓練に参加し、災害発生時における自治体や各防災機関と連携した災害対処訓練を行っています。

音楽演奏

第15音楽隊は、自衛隊行事のほか、旅団音楽まつり、ファミリーコンサート、在沖米海兵隊音楽隊とのジョイントコンサート、離島を含む県内各地での巡回演奏、その他様々な演奏支援や各施設の慰問演奏を行っています。