disaster relief operation

平成30年7月豪雨における即応予備自衛官の災害等招集

 平成30年7月11日(水)、即応予備自衛官に対し、防衛大臣より、平成30年7月豪雨の災害等招集命令が発出されました。 陸上自衛隊中部方面隊隷下の部隊において、主として、被災された方々への生活支援活動に従事しました。

災害派遣活動レポート

原田即応予備士長「妻の言葉が後押し」

物資の積込を行う原田士長(原田士長中央奥)
任務終了後、滋賀地方協力本部長に活動状況を報告    (原田士長中央)

 阪和スチールサービス株式会社(滋賀県甲賀市)勤務の原田即応予備士長(第49普通科連隊所属)は、初めての災害等招集の連絡を受け、勤務先の社長や従業員の応援のもと出頭しました。
 また、当時奥様が出産を控えている中、今回の出頭の話をしたところ「私の事は大丈夫だから。赤ちゃんの事は任せて。国の為に災害派遣に行って きて。」と言ってくれたとのことです。この言葉により原田士長は、心配はあったものの、派遣中の任務に集中する事が出来たと振り返ります。
 派遣先では、現地の方々に「お疲れ様です」「頑張ってください」と激励され、被災された方々の為に精一杯頑張ろうと決意したそうです。
「災害派遣中は部隊の一員として、様々な業務に尽くし、より結束が固くなったと感じました。部隊の上官の方々から激励の声を掛けていただき、 これからもこの部隊やお世話になった上官の為にも頑張ろうと思います。」と語ってくれました。