土浦駐屯地と武器学校の歴史・沿革
-歴史ある駐屯地の紹介-

 武器学校 土浦駐屯地は、大正10年「海軍臨時航空術講習部水上班」という名称で海軍水上機の発着場として開設されました。翌年には、霞ヶ浦航空隊水上班として、また、昭和14年には、全国に名声を発した予科練習部が横須賀からこの地に移設されました。その後、土浦海軍航空隊として改名して、終戦まで予科練の教育を担任した歴史ある駐屯地です。

 

大正10年~武器学校に改称

年   代 活動など
1921(大正10)年 11月 1日  海軍臨時航空術講習部 水上班開設 
1922(大正11)年 11月 1日  霞ヶ浦海軍航空隊 水上班開設
1939(昭和14)年  3月 1日  予科練習部が横須賀から霞ヶ浦海軍航空隊に移設
1940(昭和15)年 11月15日  土浦海軍航空隊に改称
 本部庁舎落成
1945(昭和20)年  8月15日  終 戦
1945(昭和20)年 11月~
1946(昭和21)年  5月
 米軍接収
1946(昭和21)年  6月~
1950(昭和25)年  3月
 日本体育専門学校(現在の日本体育大学)
1950(昭和25)年  8月10日  警察予備隊設置
1952(昭和27)年  1月21日  総隊武器学校が立川駐屯地に創設
     同       8月 1日  総理府外局に保安庁設置
     同       9月25日  総隊武器学校が阿見町に移設、開設
     同      10月15日  警察予備隊 → 保安隊に改組
1954(昭和29)年  7月 1日  防衛庁設置、陸上自衛隊発足に伴い
 陸上自衛隊武器学校に改称
1959(昭和34)年  8月13日  武器教導隊編成完結

近年の出来事

年   代 活動など
1998(平成10)年   武器科・需品科・輸送科・施設科・通信科・化学科職種を対象とした幹部特修課程(兵站)の教育を開始
2002(平成14)年   土浦駐屯地・武器学校開設50周年
2004(平成16)年   山本五十六元帥像(2代目)除幕
2006(平成18)年   霞ヶ浦海軍航空隊水上班の水上機格納庫として使用されていた
工作実習場を解体
2007(平成19)年   学校改編 教育部が2コ教育部制(第1教育部・第2教育部)へ
2008(平成20)年   武器学校本部庁舎として使用していた、土浦海軍航空隊本部庁舎を解体
2011(平成23)年   土浦海軍航空隊本部庁舎跡地に武器学校本部庁舎を新設
2018(平成30)年   兵站センター事務局運営開始

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