幹部候補生学校の紹介

幹部候補生学校とは

陸上自衛隊の幹部自衛官となるべき者が最初に入校する教育機関で全国唯一の学校です。

本校は、陸上自衛隊の幹部の登龍門であり、防衛大卒・一般大卒・部内選抜者などの一般幹部候補生課程、医科歯科幹部候補生課程、看護科幹部候補生課程及び幹部基礎(看護師)課程の教育を担任している学校です。
開校以来受け継がれてきた「質実剛健にして清廉高潔」なる校風のもと、厳しい教育訓練を通じて、幹部自衛官として統率力に優れ国民に信頼され、世界に通用する人材の育成を行っています。

学校の任務

陸上自衛隊の初級幹部としての
職務を遂行するに
必要な知識及び技能を修得させる。

学校の沿革

昭和16年
久留米第1予備士官学校 開校

昭和29年
陸上自衛隊幹部候補生学校 開校

令和6年3月現在卒業生63,393

学校の組織

校風

『質実剛健にして清廉高潔』

「質実剛健」とは戦う集団の幹部が、有事に真に役に立つ人材になるために必要な古来から武人が尊重砥礪(しれい)してきた質実剛健の気風を指すものであり、「清廉高潔」とは部下を指揮・統率する統率者として不可欠な清廉高潔なる品性を意味します。
したがって、本校の校風は「幹部として必要な質実剛健の気風」と「統率者に必要とされる清廉高潔な品性」を兼ね備えた幹部候補生たる初級幹部を育成するための指標を意味するものです。

本校教育課程の種類

課程名 教育対象者
一般幹部候補生
(BU)課程
防衛大学校出身者
一般大学出身者
(薬剤科を含む)
一般幹部候補生
(I)課程
部内からの選抜者
防衛医科大学校
及び一般医科・
歯科大学出身者
医科・歯科
幹部候補生課程
防衛医科大学
校看護学科出身者
看護科幹部
候補生課程