防衛協力・交流

2018年

フランス共和国革命記念日パレード参加について

 陸上自衛隊パレード部隊(第32普通科連隊長 横山1等陸佐以下10名)は、7月14日にフランス共和国(パリ)において実施される革命記念日パレードに参加するため、7月6日から渡仏し、準備を進めて参りました。7月9日及び10日のフランス陸軍駐屯地での訓練を終え、11日から13日にかけて、シャンゼリゼ通りにおいて実施されたパレード訓練に参加し、行進間隔や整列要領等を実地で確認するとともに、フランス軍楽隊による演奏に合わせた行進要領を確認しました。

 パレード前日の7月13日夕には、エマニュエル・マクロン大統領臨席のもと、フロランス・パルリ軍事大臣主催のレセプションに参加し、出席した河野外務大臣から激励を受けました。また、マクロン大統領、ブリジット大統領夫人及びパルリ軍事大臣と直接対面し、日仏160周年の記念すべきパレードへの参加について、祝福の言葉を頂きました。

 7月14日、パレード当日、騎馬隊に護衛されたマクロン大統領の臨場、儀杖隊のドリルパフォーマンス、観閲飛行の後、フランス軍パレード部隊の先頭を切り、同じく招待を受けているシンガポール空軍フランス駐留部隊及びフランス海軍強襲揚陸艦「ミストラル」部隊とともに行進を開始、マクロン大統領、シンガポールのリー・シェンロン首相、そして河野外務大臣が待つ観閲台までの約600mを行進しました。

 隊員たちは、陸上自衛隊そして日本を代表する誇りを胸に、また、派遣後に発生した、西日本における豪雨災害で被災された方々への哀悼の思い、災害派遣で奮闘している仲間たちへの激励の思いを込め、堂々と行進しました。


仏国革命記念日パレードに参加する第32普通科連隊の全隊員

シャンゼリゼ通りにおいて、行進前の整列を完了した日本・フランス・シンガポール栄誉部隊

観閲台のあるコンコルド広場へ向けて行進する陸自パレード部隊
             

シャンゼリゼ通りにおいて凱旋門を背に行進予行する、パレード部隊(先頭が日本・フランス・シンガポール栄誉部隊)

パルリ国防大臣、河野外務大臣と陸自パレード部隊隊員
  

河野外務大臣の紹介を受けマクロン大統領と握手する横山連隊長

マクロン大統領と陸自パレード部隊隊員
  

シャンゼリゼ通りから観閲台を通過する陸自パレード部隊隊員
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