第9師団訓練始め
各部隊、令和6年の訓練開始
第9師団(師団長・田尻陸将)は新年を迎え、令和6年の進化を誓いつつ訓練を開始しました。
第9師団司令部は田尻師団長を先頭に、駆け足を実施しました。雪が降り積もる中、各幕僚が順番に「ファイトー、ファイトー」と自衛隊特有のかけ声を上げ、そのかけ声に司令部勤務員が大きな声で応えました。声を出し、汗をかき、師団司令部一丸で、新年のスタートをきりました。
師団隷下部隊も、それぞれ訓練始めを実施しました。
第5普通科連隊は、積雪地という特性を踏まえ、中隊対抗のアキオ曳行リレーを実施した。中隊の名誉をかけた隊員たちの真剣勝負、応援者の熱い声援が会場を盛り上げました。
第9飛行隊は、海上自衛隊第2航空群、第2対戦車ヘリコプター隊とともに合同で訓練始めを実施しました。八戸に所在する航空部隊として、陸上と海上という自衛隊の垣根を越えて実現したもので、訓練に先立ち、第9飛行隊の装備であるUH‐1J、第2対戦車ヘリコプター隊の装備であるAH‐1S、第2航空群の装備であるP‐3C及びMQ‐9Bなどを滑走路に配置して記念撮影を行いました。撮影には、八戸駐屯地司令及び第2航空群司令を始めとした各指揮官も参加し、八戸に所在する陸海自衛隊の更なる連携の強化を図ることができました。