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還暦を迎え決意新たに

予備自衛官として全うしたい

道下 明彦

岩手地本 予備准陸尉 道下 明彦

 私は平成29年8月、54歳の誕生日に定年を迎え、9月に予備自衛官に任用していただき、今年で6年が過ぎました。
 この間、毎年欠かさず5日間招集訓練に参加できたのも再就職先の「株式会社こずかたサービス」の上司、先輩、同僚のご理解のおかげだと感謝しております。また、岩手地本及び訓練担任部隊の皆様にも、訓練に参加するたびに、ご支援、ご協力を賜り、大変ありがとうございます。
 私は、今年8月に無事に還暦を迎え、これからは健康管理を第一に考えて仕事と訓練の両立を図り、最大限、社会に貢献したいと考えています。
 現在私は、駐車場係として、主に駐車場で車両を車室へ案内する仕事をしています。特に安全第一をモットーに駐車場内での事故を絶対に起こさせないように細心の注意を払い、思いやりをもって車両案内をしています。それから、今の職場では、私を含めて平均64歳の7人の侍(自衛隊OB)が活躍し、その内の2人は、予備自衛官として、招集訓練に参加しています。
 還暦を迎えて、体力的には少々衰えを感じてきましたが、精神的には益々気力が充実してきました。
 私は、予備自衛官の任期満了まで、あと3年になりましたが、これまでどおり、訓練参加前には毎回「15kg減量」、「体脂肪率20%以下」、「1500m急歩6分以内」の目標を課し、それを達成した上で招集訓練に参加しています。
 今後も招集訓練に出頭できないことがないよう、健康管理をしっかり実施して、病気やケガ等でリタイアすることなく、最後まで予備自衛官としての任務を完遂したいと思います。

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