予備自衛官補になって
訓練に励む予備自衛官補 蛭田 華菜（写真右側）
私は現在、予備自衛官補として教育訓練に取り組んでいます。教育訓練は、一回につき五日間という短い期間ではありますが、毎日学ぶことや貴重な経験が多く、日常とは違った体験ができます。また、共に教育訓練に励む方々との様々な出会いもあり、社会について学ぶことができる場でもあると感じています。そして、基礎から丁寧に教えてくださる自衛官の皆様との交流も大変貴重な体験だと思います。
元々私は、自衛官を目指していたこともあり、自衛隊という組織について調べることが多くありましたが、予備自衛官補という制度については知らないことがほとんどで、志願したばかりの時は不安な気持ちでした。
当初は、慣れない環境の中での生活や活動での得意不得意で苦労することも多くありました。しかしながら、共に過ごした仲間や担当してくださった自衛官の方々の力もあり、乗り越えることができました。最初の教育訓練を終えた達成感や予備自衛官制度の必要性など、普段の生活では触れる機会のない予備自衛官補になったからこそ感じたり考えたりすることができると思いました。
まだまだ予備自衛官補として訓練は始まったばかりで時折失敗してしまうこともありますが、次の行動に活かすためにも前向きに取り組み、予備自衛官補としての心構えを忘れずに教育訓練に励みたいと思います。