みちのくWeb - 陸上自衛隊東北方面隊

みちのくWeb

高等工科学校記念行事に参加した保護者からの手紙

吹奏楽部ではユーフォニアムを担当

吹奏楽部ではユーフォニアムを担当

 この度、9月30日と10月1日に開催された陸上自衛隊 高等工科学校創立68周年記念行事に参加してまいりました。
 令和5年春、私の息子は、15年間過ごした故郷「岩手」を離れ、幼いころからの目標だった高等工科学校に入校しました。入校したとはいえ、我が家には自衛隊関係の親族もなく、学校生活を知る手段は、テレビ番組の特集や地方協力本部の広報担当者からのお話、そして息子からの電話などに限られておりました。入校するまでにある程度の理解はしていたものの、入校後に知った高等工科学校の様子は、見ること聞くことすべてが初めての様に感じました。しかしそれも、きっと私の想像でしかなく、そんな中で、唯一、学校生活をのぞくことができる機会が、この創立記念行事であり、当日は、妻とともに、長男に会える期待と少々の興奮を感じつつ駐屯地の門をくぐりました。
 以前はコロナ禍により、中止もしくは規模を縮小して開催されたとのことでしたが、今回は5類への移行に伴い、従来の形に近づいた開催になったそうです。イベントの中には、生徒たちの日々の文化活動成果を様々な形で披露・展示する機会として、ドリル演技や吹奏楽部の演奏、和太鼓演奏など、多くの催しが企画されていましたが、規律ある中にユーモアを交えた素晴らしい演技の披露に、生徒の親として高等工科学校の教育に、ますますの理解を深めることができました。そして、式典などで見た彼らの真剣なまなざしは、未来の日本を背負ってゆく頼もしい姿勢が強く感じられ、これも生徒の親として、また、一人の日本人として心強く思いました。
 私も、これからは多くの隊員への支援活動に力を注ぎたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

陸上自衛隊高等工科学校
第69期生 千葉 彰人 父 千葉 文彰

創立記念行事での演奏(2列目)

創立記念行事での演奏(2列目)

前のページに戻る