みちのくWeb - 陸上自衛隊東北方面隊

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東北生活文化大学の臨地実習(給食経営管理実習)に協力

調理

調理

 仙台駐屯地(司令・大野将補)は11月6日~11月10日までの間、東北生活文化大学の学生6名の臨地実習(給食経営管理実習)に協力しました。
 初日は陸上自衛隊の給食業務の概要について説明を受け、検収、人員集計業務や非常用糧食倉庫等での管理要領について学んだ後、防衛館を研修しました。2日目以降は陸上自衛隊の衛生管理や、厨房内で1,200人分を超える裁断、調理、配食等を体験しました。また、学生たちは調理員に対する栄養教育として「減塩について」「魚の油について」をテーマに、手作りの資料を用いながら一生懸命教育を行いました。

防衛館見学

防衛館見学

調理員に対する栄養教育

調理員に対する栄養教育

裁断

裁断

 最終日の昼食は、学生考案の「冬を先取り!体をあたためようカレー」を調理しました。大根、里芋、白菜、生姜の体をあたためる具材がゴロゴロで食べ応え満点で、隊員の皆さんにも大好評でした。学生たちは「作業能力も考え、材料や工程を考えることが大切だと学んだ」「1000食分となると試作の時より味の濃さが違ったり調整が難しかった。」と実際に自分たちが作成したカレーをほおばりながら感慨深げに話していました。
学生考案の「冬を先取り!体をあたためようカレー」

学生考案の「冬を先取り!体をあたためようカレー」

喫食

喫食

 実習後の感想として、学生たちは「普段できない体験ができ充実した5日間でした。」「自分のスキルアップに繋がった。」と話していました。
集合写真

集合写真

 今回の実習を通じ、学生達に対し陸上自衛隊及び駐屯地への理解を深め、信頼感を醸成することができました。来年度以降も積極的に協力していきます。

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