予備自衛官の紹介
藤澤 予備３等陸曹
私は、平成３１年３月に任期満了退職を迎えるとともに、予備自衛官を志願しました。志願の理由は「人の役に立つ仕事がしたい」という自衛隊入隊時の動機と同じ気持ちから、退職後もその一翼を少しでも担うことが出来ればと思い、予備自衛官になりました。
採用１年目は岩手地方協力本部が計画した１日間訓練に参加し、２年目の昨年度は部隊が計画した５日間訓練を２回に分けて参加しました。
自衛隊勤務時に予備自衛官招集訓練の支援をさせて頂いたこともあり、訓練内容は概ね承知しているつもりでしたが、「久しぶりの訓練となるが、しっかりと出来るだろうか」「他の訓練参加者はどんな人達がいるのだろうか」など、不安と緊張で一杯でした。しかしながら訓練に参加してみると、訓練担任部隊の人達の各訓練に対する丁寧な指導に加え、先輩女性予備自衛官の方々の気さくで優しい心遣いのおかげで不安はなくなり、楽しく有意義に取り組むことができました。
今後も１年間に５日間という限られた貴重な訓練に参加し、一日一日を真剣に取組み、練度の維持向上に努めるとともに、災害派遣等訓練以外の招集に当たっても対応できるよう、常に各種事態に備え、人の役に立てる予備自衛官を目指し、これからも頑張って参ります。