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米軍慰問機構日本本部顕彰式

自衛隊で初の女性自衛官の受賞

日米受賞者一同

日米受賞者一同

 令和4年11月9日米海軍横須賀基地にて、米軍慰問機構(USO)日本本部顕彰式が実施され、第9師団第9通信大隊佐々木1曹が受賞しました。
 米軍慰問機構とは世界各国に配置された米国軍人及び家族に係る士気高揚のための厚生支援を行う民間団体です。米軍慰問機構は、毎年1回日米の各自衛隊・軍それぞれの日米友好親善に貢献した代表下士官・曹に対し、その功績を称えて顕彰を行っています。受賞者の選考は各方面曹友会から上申された隊員の中から陸自、海自及び空自から各1名ずつ選出されます。
 今回受賞した佐々木1曹は、青森駐屯地曹友会事務局長として三沢米軍基地下士官交流に参加して交流を深め、陸海空の女性自衛官意見交換会を企画・実行して日米融和の架け橋となるべく活動を積極的に行いました。
 また、障害者施設行事の支援、献血への協力、運動促進等のボランティア活動に意欲的に取り組み、地域社会に貢献しました。さらに、産業カウンセラー等の資格を取得してスキルアップを図り、東北方面隊のカウンセラーや部隊相談員の育成に尽力した功績が評価され、自衛隊で初の女性自衛官の受賞となりました。佐々木1曹は「当初は、私が頂いて良いものなのか正直戸惑いました。曹友会活動はもとより、幼い頃からボランティア活動がライフワークだったので、今回の受賞は本当に嬉しく思います。女性自衛官の皆さん、仕事にプライベートに、益々充実できるよう頑張っていきましょう。『誰かが見ていてくれている。なるべく笑顔を絶やさないようにしよう。』そんな事を感じる受賞でした。」と感想を述べました。

佐々木1曹

USO(米軍慰問機構)Japan受賞 佐々木1曹

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