みちのくWeb - 陸上自衛隊東北方面隊

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練磨の道場を整備

王城寺原演習場秋季統一整備

16式機動戦闘車射場整備(上空からの様子)

16式機動戦闘車射場整備(上空からの様子)

 第2施設団(団長・圓林陸将補)は10月24日から31日の間、王城寺原演習場(宮城県)における秋季演習場統一整備を担任しました。
 本演習場整備は、第2施設団隷下部隊の他、第6師団隷下部隊、東北方面直轄部隊、第1空挺団等から隊員が参加し、総勢2000名を超える編成で実施しました。
 整備内容は、「演習場の機能向上」として16式機動戦闘車射場の整備、空挺降下地域の拡張整備等を実施するとともに、「演習場の機能維持」のため道路整備、射場を含む各種訓練施設の整備等を実施しました。

16式機動戦闘車射場整備(砕石敷設)

16式機動戦闘車射場整備(砕石敷設)

空挺降下地域の拡張整備

空挺降下地域の拡張整備

演習場内の河川浚渫(環境対策の整備)

演習場内の河川浚渫(環境対策の整備)

 各部隊は担任官の要望事項である「万事を作戦と捉えた指揮の要訣の実践」、「より高い品質の追求」、「妥協なき安全管理の徹底」を追求し、一件の事故も無く整斉と整備の任務を完遂しました。
 本演習場整備の期間を隊務の総合一体化の機会と捉えて、これまで継続している「危険予知(KY)活動・解除ミーティング」をはじめ、「民間企業及び防衛・駐屯地モニターによる研修」、「ドローンを活用した演習場の3Dマップ化」、「民生技術導入への着手」、「炊事コンテスト」等、様々な取り組みを実施しました。
民間企業研修

民間企業研修

 また、今年度からの施策である整備優秀部隊の褒章(施設科職種部隊を除く。)を実施して、参加隊員の士気高揚を図りました。結果は団及び連隊・群の部で第1空挺団(習志野)、大隊及び隊の部で第6偵察隊(大和)がそれぞれ選ばれました。
 厳冬期を前に、我々の道場である演習場をしっかりと整備することで、私たちを含め、部隊が安心して訓練に打ち込める環境を整えることができました。

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