みちのくWeb - 陸上自衛隊東北方面隊

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相馬市立中村第一中学校防災教室

水難防災教育をメインとした体験学習

結索法体験

結索法体験

 福島地本相双地域事務所(所長・永井3等海佐)は9月26日、相馬市立中村第一中学校、生徒137名への防災教室を支援しました。
 今回は水難防災教育をメインにした、福島地本として初の試みでした。当初、体育館で結索法及び索具投てき法を教育し、その後プールで実施する水難防災の基礎を学びました。また、防災講話を実施するとともに支援物資運搬法を教育し、水害等による災害時における心構えを付与しました。引き続き、相馬市民プールに移動し、溺者救助・心肺蘇生法を模範展示、索具投てきによる溺者救助体験、日用品(ペットボトル、ビニール袋)による浮力保持体験、海自救命胴衣の浮力体験を実施しました。

物資運搬法体験

物資運搬法体験

浮力保持訓練体験

浮力保持訓練体験

 教員からは、中学校の周辺地域は豪雨災害等で洪水や浸水被害が多いため、今回の教育は非常に参考になりました。また生徒達は、様々な体験を通じ防災に対する意識の向上につながった、という声が相次ぎました。
 福島地方協力本部は、これからも陸海空自衛隊のそれぞれ違った仕事内容をPRし、地域との架け橋となれるよう活動していきます。

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