守るべき人
陸上自衛隊のキャッチコピーはご存知でしょうか。そう、「守りたい人がいる」です。この意味については割愛させていただきますが、私たちの任務に直結することに間違いはないと感じております。
みなさんの「守りたい人」は誰ですか。家族ですか。彼氏・彼女ですか。仲間ですか。地域の人々ですか。やはり国民でしょうか。あるいは我が国の伝統や文化かもしれません。どれにおいても間違いではありませんし、その存在を持つことにこそに誇らしさを感じます。
私にとっての「守りたい人」については、上記で述べた中に含まれていますが、少しだけ足りない「人」がいます。
それは自分自身です。
ここからは私の自論になりますが、守るべき守りたい人を絶対的に守るためには、まずは自分自身が存在しなくてはなりません。さらに言うなれば、健全な自分が必要です。そのためには、健康管理はもちろん、識能についても日々の錬磨を継続する努力と隊員を守るための指導、誰かを守るための自信も大切になり、私自身も日頃から意識し実践するように心掛けているところです。
最後になりますが、守るべき守りたい人のために、私は自衛官また人として『健全な自分を存在させる』ことが、今までも又これからも、私一個人の信念であり使命感と想うところです。そして、その信念を国民の負託に応えるために絆げていきたい。