みちのくWeb - 陸上自衛隊東北方面隊

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東北生活文化大学の臨地実習(給食経営管理実習)に協力

大量の裁断

大量の裁断

 仙台駐屯地(司令:大場将補)は9月5日~9日までの間、東北生活文化大学家政学部家政学科学生3名の臨地実習(給食経営管理実習)に協力しました。
 初日は、陸上自衛隊の栄養管理及び給食業務の概要について説明を受け、食料品の研修作業や非常用糧食倉庫等での管理要領について学んだ後、防衛館を研修しました。

糧食倉庫の管理要領

糧食倉庫の管理要領

防衛館の見学

防衛館の見学

 2日目以降は、陸上自衛隊の衛生管理や野外炊具1号(22改)等を用いた野外での炊事の様子を学ぶとともに、厨房内で1,200人分を超える裁断、調理、配食等を体験しました。また、学生達は調理員に対する衛生教育として、「正しい手袋の使い方を知ろう」「ノロウイルスについて知ろう」をテーマに、手作りの資料を用いながら一生懸命教育を行いました。
野外での炊事見学

野外での炊事見学

衛生教育

衛生教育

 最終日の昼食は、学生考案の豆板醤を利かせた「マーボーカレー」を調理し、学生達は「事前に試作で作っていましたが、実際に作ると大量調理は想像していた工程と違って難しかったです。」「煮込む時間が家庭とは異なり、たくさんの工夫が必要だと思いました。」と、実際に自分たちが作成したカレーをほおばりながら、感慨深げに話していました。
大量調理「マーボーカレー」

大量調理「マーボーカレー」

 実習後、学生たちは「自衛隊の管理栄養士の仕事について、深く学ぶことができました。」「神先生(仙台駐屯地栄養担当官)のような管理栄養士を目指して頑張りたいです。」と話し、今回の実習を通じ学生達に対し、陸上自衛隊及び駐屯地への理解を深め、信頼感を醸成することができました。

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