みちのくWeb - 陸上自衛隊東北方面隊

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先輩達の姿から学ぶ

令和4年度第1回予備自衛官招集訓練

射撃検定

射撃検定

 第301水際障害中隊(中隊長・磯部1尉)は、6月2日(木)から6日(月)までの間、船岡駐屯地及び利府射場において、令和4年度第1回予備自衛官招集訓練を担任実施しました。
 中隊は、中隊長以下35名の隊員で編成し、予備自衛官58名に対して、優先課目である、精神教育、武器訓練、体育訓練を始め、救急法及び野外衛生、特殊武器防護、格闘訓練等の課目を取り入れ、じ後の防衛任務に資する訓練が実施できたものと実感しています。訓練担任官として「被教育者の目線にたった訓練の実施」「コロナ感染対策の万全」を要望事項とし、招集訓練間、1件の事故・怪我及びコロナ感染者等の発生もなく、任務を完遂しました。

精神教育

精神教育

体力検定(反復横跳び)

体力検定(反復横跳び)

 招集訓練の内容は、防衛法制、防衛出動、治安出動、災害派遣等各種行動における自衛隊の権限及び武器の使用等を含めた精神教育、防衛法制の説明を取り入れた格闘訓練等を実施し、予備自衛官としての訓練練度を向上させました。
 また、中隊所属隊員についても教授予行、訓練の実施を通じ、指揮能力の涵養、各課目における知識の修得を図りました。
射撃予習

射撃予習

救急法及び野外衛生

救急法及び野外衛生

 その他、第2施設団として取り組んでいる施策の中で「危険予知活動」「解除ミーティング」を予備自衛官と一緒に実施して、目的とその内容を理解させ、効果的な招集訓練の資を得ました。
 最後に、今回の招集訓練の参加所見からは、「忘れられない訓練になりました。」「予備自衛官に寄り添った訓練だった。」「警備強化の訓練、巡察、一斉検索、不審者対応等の訓練がしたい。」等の意見を頂き、世界情勢が混とんとする中、予備自衛官の意識の高さを確認できました。
 今回の招集訓練を通じ、予備自衛官の各種能力向上はもちろんのこと、我々、常備自衛官についても、何事も前向きに取り組む予備自衛官の姿勢をみて、改めて自衛官としての使命の重要性と、部隊の任務の重要性を再認識しました。

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