令和３年度富士訓練センター第４次運営
～増強第３中隊 富士に挑む～
編成完結式
第２０普通科連隊第３中隊（中隊長：髙井３佐）は７月８日から１５日までの間、北富士演習場（山梨県）において、富士訓練センター（ＦＴＣ）が実施する「令和３年度富士訓練センター第４次運営」に参加しました。
第２０普通科連隊第３中隊は東北方面特科連隊、第２２即応機動連隊機動戦闘車隊、第６後方支援連隊、第６施設大隊から所要の配属を受けて、防御に任ずる増強第３中隊として部隊訓練評価隊に挑みました。
編成完結式で中隊長は「敵を倒して生き残れ」を要望し、「長くて苦しい戦いになるかもしれないが、一人一人が困難な状況に打ち勝て。全隊員の奮闘に期待する」と力強く訓示しました。各部隊は、速やかに戦闘地域へ前進して防御準備に移行し、広大な戦場監視網を構成するとともに、掩蓋材を適切に使用した陣地構築、鉄条網や地雷、指向性散弾など火力発揮を促進する障害構成に真摯に取り組みました。訓練間、真夏の日差し、雨、雷、霧など目まぐるしく変化する天候の中、昼夜を問わず困難に負けることなく、それぞれが与えられた任務に邁進し最後の最後まで諦めることなく作戦を遂行し続けました。
訓練終了後、研究会に参加して戦闘結果から多くの教訓事項を得ることが出来ました。中隊は１０月に予定されている戦闘団訓練検閲に向け、更なる練度向上を図ります。
戦闘予行指導
ＡＡＲ（Ａｆｔｅｒ Ａｃｔｉｏｎ Ｒｅｖｉｅｗ）