令和３年度第２回部隊相談員養成集合訓練
ＬＭＯ職員１名を含む４１名に教育を実施
任務解除ミーティング（任務終了後の会議）の様子
第９師団(師団長・亀山陸将)は、７月６日から９日までの間、八戸駐屯地においてメンタルヘルス及び相談を受ける際に必要な基礎知識及び技能を付与し、中隊等の気付き役となり得る隊員を育成するため「令和３年度第２回部隊相談員養成集合訓練」を実施しました。
本訓練には、師団隷下部隊から教官及び助教９名と被教育者４１名が参加しました。
今回、独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構（ＬＭＯ＝エルモ）三沢支部から福利厚生の一環として駐留軍等従業員の相談業務を行う鈴木氏が、専門的な知識を得るために被教育者として参加しました。これは、ＬＭＯ三沢支部から訓練への参加依頼があったことからです。
訓練では、心理幹部及び心理陸曹によりハラスメント対処、傾聴技法、悩みへの対応要領及び任務解除ミーティング等の教育を実施した。また、グループ毎に聴き手、話し手を設定してコミュニケーションスキルを向上させる実習等により、各種対処能力の向上を図りました。
本訓練に参加したＬＭＯ職員の鈴木氏は「本訓練で皆さんから頂いた適切かつ丁寧なアドバイスの全てが印象深く、じ後の業務に活かすべく努めて参ります」と述べました。
傾聴技法実習中の鈴木氏