新たな幕開け
~部隊スキー指導官として~
東北方面直轄部隊
部隊スキー指導官養成集合訓練
第104施設器材隊(隊長・中野2佐)は、2月3日から17日までの間、船岡駐屯地、宮城蔵王白石スキー場等において、東北方面総監直轄部隊の部隊スキー指導官養成集合訓練を担任・実施しました。
本集合訓練では各部隊から選出された27名に対してスキー技術、検定法、スキー行進、曳行スキー、アキオ曳行、遭難者の救出法等の各種課目を教育しました。
また、総合訓練(不忘山山地行進)を実施して、部隊スキー指導官に必要な総合的な識能を修得させました。
最終的には21名(女性隊員1名を含む。)が認定試験に合格し、部隊スキー指導官認定式において徽章を授与され、晴れて部隊スキー指導官として認定されました。
認定を受けた隊員は、スキー技術はもちろんのこと東北地方の厳しい冬季環境下において任務に当たる隊員に対して、積雪寒冷地における行動に関する知識や技術を普及教育する指導官として新たな幕を開けました。
本集合訓練を担任した教官は、「彼らが部隊スキー指導官として各部隊の冬季における戦闘戦技の根幹となって活躍することを期待します。」と話していました。