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自衛隊仙台病院震災対処訓練

大量傷者受入施設開設

大量傷者受入施設開設

 自衛隊仙台病院(病院長:菊池将補)は10月22日に、宮城県沖で震度6強の地震が発生したことを想定し、発災直後の初動対処態勢の確立から大量傷者受入れまでの行動を主体に、災害対処能力の向上を目的として令和4年度震災対処訓練を実施しました。
 新型コロナウイルス感染症対策等の影響もあり、訓練の実施は約4年ぶりとなるため、人員や装備等の変化もある中で当院が保持する計画通りに対処できるのかを検証するとともに問題点を洗い出し実効性ある災害対処計画の作成に反映することを狙いとしました。
 訓練には統裁部、訓練部を合わせて約200名の病院職員が参加し、指揮所の開設、作戦会議の実施、各級指揮官等の状況判断、大量傷者受入態勢の準備及び受入を主要な演練項目とし、一定の成果を得ることができました。

作戦会議

作戦会議

傷病者の受入状況

傷病者の受入状況

大量傷者受入

大量傷者受入

 また、以前と比較し、感染症患者に留意しなければならないという変化事項も踏まえ、より効率的に運営するための問題点も案出できました。この成果を活かし、引き続き、地域のニーズにこたえられるよう取り組んでまいります。

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