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伝統の継承

令和4年度第2回予備自衛官招集訓練

射撃検定

射撃検定

 第104施設器材隊(隊長・中野2佐)は、9月22日から26日までの5日間にわたり、船岡駐屯地及び利府射場において、令和4年度第2回予備自衛官招集訓練を担任しました。
 招集された予備自衛官56名は、射撃検定をはじめ、精神教育、武器訓練、野外勤務、特殊武器防護、野外衛生といった訓練課目において、積極的に質問・確認する等、「自ら学ぶ」姿勢を保持して、最新の技能を修得し、訓練目標に到達しました。

器材隊長による精神教育

器材隊長による精神教育

武器訓練(89小銃の分解結合)

武器訓練
(89小銃の分解結合)

野外訓練(人命救助システム)

野外訓練
(人命救助システム)

 また、コロナ禍という特性を踏まえ、「予備自衛官が集中して訓練に励める環境作り」を第一義として、感染拡大防止には細心の注意を払いました。
 招集訓練を担任した我々現職自衛官は、退職後も国防のため予備自衛官に志願し、各種訓練に真摯に取り組む先輩達の姿を見て、引き続き、あらゆる任務を完遂し得る部隊・隊員の育成に励む決意を新たにしたところです。
救急法及び野外衛生(心肺蘇生法)

救急法及び野外衛生
(心肺蘇生法)

特殊武器防護(戦闘用防護衣の装着)

特殊武器防護
(戦闘用防護衣の装着)

 昨今の国内外情勢の著しい緊迫化や災害の激甚化を踏まえ、予備自衛官の役割は重要性を増しています。いざ有事の際は、この日本の平和と独立のために現職自衛官と予備自衛官が力を合わせ任務遂行できるように、日々技術を錬磨し、部隊一丸となって教育訓練に励んでいきたいと思います。
 先輩達が培ってきた伝統を絶やさぬように。

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