島嶼防衛に備える
第301水際障害中隊訓練検閲
第2施設団(団長・圓林陸将補)は9月6日から10日までの間、王城寺原演習場及び宮城県山元町磯浜海岸(磯浜漁港及び周辺海域)において、第301水際障害中隊訓練検閲を実施しました。
本検閲は、東北方面隊の防勢作戦において全般支援に任ずる水際障害中隊の行動について、その練度を確認しました。
第301水際障害中隊は、沿岸部と見立てた王城寺原演習場において、敵の着上陸を阻止・遅滞させる汀線部の障害を構成しつつ、磯浜海岸の海上において水際地雷原の構成(模擬敷設)を実施しました。状況の進展に伴い東北方面航空隊のヘリと連携して空中から水際地雷を敷設し、任務を完遂しました。
中隊長は、「中隊として島嶼防衛に備えるため日頃の訓練成果を発揮できました。本訓練検閲の教訓を反映させ更に練成を重ねて有事の際に責務を果たせる部隊・隊員を育成する所存です。」と話していました。