令和４年度師団総合戦闘射撃

　第２０普通科連隊（連隊長・荒木１佐）は９月５日から１０日までの間、王城寺原演習場（宮城県）において「令和４年度師団総合戦闘射撃」を行いました。
　戦闘射撃では一連の攻撃行動に基づき、小銃小隊が分隊長の指揮・統制の下、攻撃前進を開始、施設作業小隊が７０式地雷原爆破装置で地雷原通過口を開設、８１ｍｍ迫撃砲及び１２０ｍｍ迫撃砲、狙撃班の射撃が小銃小隊の前進を支援しました。

　さらに、第２２即応機動連隊第２機動戦闘車中隊のＭＣＶによる射撃支援を受けつつ、小銃小隊は次々と現出する敵を撃破し攻撃目標を奪取、引き続き個人携帯対戦車弾及び０１式軽対戦車誘導弾での逆襲対処まで一連の任務を遂行しました。
　連隊は本訓練を通じ、各種火器の射撃練度向上を図るとともに、陣地攻撃における戦闘行動に連携した射撃要領を演練することが出来ました。

　また、８１ｍｍ迫撃砲及び１２０ｍｍ迫撃砲の射撃においては、今年入隊した新隊員が各中隊の先輩隊員に射撃要領を教わりながら、初めての実弾射撃を行い、それぞれの特技における知識及び技能を向上させました。

　連隊は引き続き、令和５年度に予定されている師団訓練検閲に向け連隊一丸となり取り組んでいきます。

前のページに戻る