みちのくWeb - 陸上自衛隊東北方面隊

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師団補助担架要員集合教育

全てが命に関わる重要な教育

負傷者をいち早く安全な場所へ!

負傷者をいち早く安全な場所へ!

 第9後方支援連隊(連隊長・倉持1佐)は、衛生隊長・高橋3佐を担任官とし、7月11日から29日までの間、補助担架要員として必要な知識及び技能を修得させることを目的とし、青森駐屯地及び小谷演習場において師団補助担架要員集合教育を実施しました。
 本教育には、教官・助教要員として第9後方支援連隊衛生隊診療技術班長以下12名、被教育者として5名が参加しました。被教育者は、戦闘で負傷した隊員の応急処置・患者後送における、担架を用いた搬送技術を学びました。

負傷者を後送するため救急車に収容

負傷者を後送するため救急車に収容

 第9後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊の隊員は、「戦術的戦傷救護や傷病者の初期観察手順を学びました。傷病者発生時に際しては、迅速確実な対応で救い出す補助担架要員を目指します。」と感想を述べました。
 また、教官として参加した診療技術班長は、「被教育者は『補助担架要員として各部隊で活躍をしたい』また、教官・助教は『補助担架要員として、部隊で活躍できる隊員を育成したい』という熱い意欲をもって、日々教育に臨みました。今回の教育に参加した5人の今後の活躍に期待しています。」と語りました。

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