みちのくWeb - 陸上自衛隊東北方面隊

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「蔵王、煙樹ヶ浜の海に入る」
(水際障害構成訓練)

水際地雷敷設訓練(敷設車へん水)

水際地雷敷設訓練(敷設車へん水)

 第301水際障害中隊(中隊長・磯部1尉)は7月6日から24日までの間、和歌山県美浜町(煙樹ヶ浜)において、水際障害構成訓練を実施しました。
 本訓練は、島嶼防衛の実効性向上を狙いとして、生地を活用して行う訓練であり、今年度は中隊長以下40名の隊員(第105施設直接支援大隊2名含む。)をもって、宮城県から和歌山県までの長距離機動(フェリー移動含む。)の後、煙樹ヶ浜において、水際地雷原の構成に関する訓練を実施しました。
 訓練内容は、水際地雷敷設訓練を分班レベルから中隊訓練まで、段階的に実施するとともに、敷設車の海上航行訓練を実施して、水際障害構成能力を向上させました。特に命令下達、小隊・班内でのミーティング等を重視して訓練したことにより、各隊員が何を成すべきか、任務の理解が明確になり、無事故で訓練の成果を得ることができました。

水際地雷敷設訓練(水際地雷の装填)

水際地雷敷設訓練(水際地雷の装填)

水際地雷敷設訓練(敷設車への積載)

水際地雷敷設訓練(敷設車への積載)

海上航行訓練(敷設車上陸)

海上航行訓練(敷設車上陸)

 煙樹ヶ浜での訓練は5年ぶりでしたが、関係自治体、地元漁協、地域の方々のご理解・ご協力と和歌山県自衛隊協力会の激励をいただき、今回の訓練を無事に実施できました。

 ※表題の蔵王については、水際地雷敷設車の船名です。

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