令和４年度第１回師団訓練検閲

　第６師団（師団長：鬼頭陸将）は７月５日から１５日までの間、東富士演習場及び北富士演習場において、富士訓練センター（ＦＴＣ）の場を活用し、第４４普通科連隊（連隊長：湯舟１佐）に対して、「師団から独立的に行動する普通科連隊の行動」を課目として、実戦的訓練環境下における訓練練度を評価する「令和４年度第１回師団訓練検閲」を実施しました。
　受閲部隊長である、第４４普通科連隊長湯舟１佐は「生き残れ・敵を倒せ」「火力と機動の発揮～目標へ到達せよ～」を要望事項に掲げ、全隊員が一致団結し、検閲に臨みました。
　連隊は、昨年度実施された北海道訓練センター（ＨＴＣ）訓練での教訓を活かし、作戦準備の段階から特科・施設部隊等と連携し、機動と火力の精度・速度の向上を図り中隊長等に対して戦闘指導を行いました。

　また、集結地において連隊本部班は、整斉と集結位置に進入するとともに、主警戒方向に対して直ちに警戒員を配置し、その掩護下に連隊指揮所等の施設の開設を実施し、連隊本部内、隷下部隊・支援部隊・共同部隊等と情報を共有させ的確な判断のもと、天候不順の中での行動において、昼夜を問わず困難に負けることなく、総合戦闘力を発揮し、それぞれが与えられた任務に邁進し、旺盛な責任感をもって最後の最後まで、諦めることなく任務を完遂し、訓練検閲も大変充実したものとなりました。

前のページに戻る