みちのくWeb - 陸上自衛隊東北方面隊

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令和4年度化学火工品処理技能者集合訓練

適切な取扱い処理要領を修得

安全な取扱い要領に基づき信管付化学火工品を投擲

安全な取扱い要領に基づき信管付化学火工品を投擲

 第9化学防護隊(隊長・小田桐2佐)は6月14日から17日までの間、部隊の化学火工品処理技能向上を図ることを目的とし、岩手山演習場において令和4年度化学火工品処理技能者集合訓練を実施しました。
 本訓練には、第9師団隷下部隊及び方面直轄部隊から20名の隊員が参加、化学火工品の取扱い及び処理要領、安全管理に関する事項について実施し、化学火工品を取り扱う上で必要な識能の向上を図りました。
 本訓練に参加した、第9後方支援連隊第1整備大隊本部付隊化学整備班の隊員は、「化学火工品の基礎的な知識、取扱い要領等を学び、処理技能者として必要な技術を復習することができ、実りある訓練だった。特に火薬類を使用しているので、使用者だけではなく、周囲にも害の及ぶ危険物だということを忘れず、今後の訓練等に活かしていきたい。」と語りました。

防弾盾を使用し細心の注意を払い処理

防弾盾を使用し細心の注意を払い処理

 化学火工品は取扱いを誤ると危害を生じやすい危険なものであるため、第9師団は、被教育者を通じて本集合訓練で学んだ正しい取扱い要領を各部隊で普及し、化学火工品に係る事故の絶無を図っていきます。

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