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小部隊のリーダーを鍛える

小隊長・分隊長練度判定

練度判定1

練度判定1

 第38普通科連隊(連隊長・佐々木1佐)は5月10日から13日の間、多賀城駐屯地で「小隊長・分隊(班)長練度判定」を実施しました。
 本訓練は「小部隊の行動の練度が低調」という問題認識から、各中隊の小隊長・分隊(班)長の要員を対象に、陣地攻撃及び陣地防御に任ずる第一線中隊内の小銃小隊長・分隊長の命令下達・戦闘指導・戦闘予行を砂盤で実施しました。
 練度判定には要員約60名が参加し、各人の練度の評価・判定を通じ、リーダーの資質・識能を向上させ、野外における実員指揮につながるように基礎を演練しました。

練度判定2

練度判定2

 参加者は、緊張感を持ちつつ、指揮手順の一連の流れ、戦闘様相をイメージアップできた反面、自分の小隊・分隊の正面における敵の可能行動や不測事態に主体的に対応する指揮については練度がやや不十分でした。最後にAARとして実施した模範展示の見取り稽古により、リーダーのあるべき姿を再認識して、今後の練成の糧を得ました。
 連隊は引き続き、小部隊の練成を図りつつ、平素の訓練や隊務において指揮の要訣の実践に努めていきます。

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