秋田県豪雨に伴う災害派遣

迅速かつ、継続的な支援

　第９師団は、秋田県豪雨災害に伴う災害派遣活動を実施しました。
　７月１６日、秋田県知事から第２１普通科連隊に対し災害派遣が要請され、同日受理し同部隊を基幹とした給水支援活動等を行いました。隊員たちは、１ｔ水トレーラー及び水タンク車をもって、大雨の影響による断水被害の大きかった男鹿市、五城目町及び八峰町に対して一人でも多くの方に生活用水を配るために、日々早朝から懸命な給水活動を継続しました。

　また、水トレーラーが進入できない狭い場所では飲料水が入った水袋を各家庭へ配布する活動も行い、９日間で延べ１万２１１５世帯、約３４万１９８２リットルの給水支援を実施しました。
　更に秋田市で広範囲の浸水被害に伴う災害廃棄物に衛生上の問題が生起したことから、７月２１日新たに撤去支援が要請され、第２１普通科連隊の他、第２施設団第１１施設群の第３５７施設中隊により、約７５４．８ｔを撤去しました。

　７月２８日秋田県内の緊急を要する事態は回避されたことから、秋田県知事より災害派遣撤収要請を受け、撤去支援を民間業者に引き継ぎ、師団は活動を終えました。

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