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 この度、ARMY年間写真コンテスト『 PHOTO OF THE YEAR 2018 』において、第6師団司令部付隊(第6師団司令部広報班)の桑原龍央2曹『菊池雅之賞』を受賞しました。
 ARMY 【Active Reliance Morale Yearning】とは、陸上幕僚監部広報室が発行している季刊誌で、陸上自衛隊の様々な活動を隊員やその家族を対象にホットなトピックスを写真を主体に紹介する刊行物です。
 『PHOTO OF THE YEAR』とは、毎年行われているARMY恒例のフォトコンテストで、今回で19回目を迎えるコンテストです。
 全国の陸自隊員が撮影してARMY編集部に投稿された1,000点を超える写真の中から、審査員のプロカメラマン4名の厳正な審査により、最優秀賞1点・優秀賞2点・奨励賞3点・審査員カメラマン賞4点が選ばれる陸自広報カメラマンにとっては名誉ある賞です。
 
 受賞者
  第6師団司令部付隊
  【第6師団司令部総務課広報班】

  2等陸曹
 桑原 龍央
 タイトル
 光の羽衣
審査員講評 【菊池雅之氏】
 写真を撮る時にまず考えるのは構図です。自分が写真を通じて伝えたいものが、見てくれる人にも明確に伝わるように、工夫する必要があります。被写体となる人の表情が豊かな写真は、見ていてとても楽しく、気持ちのいいものです。また、無機質な装備品であってもスピード感や音が伝わってくるようなダイナミックな構図とすることで、命を得たように輝き出します。これらにスパイスとして加えるのが、光線です。朝日が昇る直前の強い光、夕方陽が落ちる寸前の柔らかい光など、光線自体が主役となる事もありますが、写真にひとひねり欲しい時にもかなり有効です。この作品は、そのスパイスが見事なほど効いてます。作業としては、車両除染というありふれたものかもしれませんが、逆光の中の木漏れ日を生かして、ドラマチックに収めました。吹き飛ぶ水しぶきがまるで真珠のように美しくなったのも、光線を見事自分の味方に取り込んだからです。ここまで冷静に、構図を決めるのは実は難しいことです。真似できるようでなかなか出来ない。よってお見事として言いようのない“作品”です。

 
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