師団の活動へ
 令和5年度第1次師団訓練検閲
  第6師団(師団長 楠見陸将)は、令和5年7月3日から7日までの間、王城寺原演習場において3個部隊に対して「令和5年度第1次師団訓練検閲」を実施しました。 本訓練検閲は、第22即応機動連隊(連隊長 中本1佐) に対し「師団から独立して行動する即応機動連隊の防御」、第6師団司令部付隊(隊長 寺本3佐)及び第6音楽隊(隊長 石村1尉)に対し、「師団の攻撃における各種行動」を評価してその進歩・向上を促しました。 楠見師団長は王城寺原演習場で実施された訓練開始式において、「指揮の要訣の実践」「部隊の戦闘力の組織化及び最大限発揮」「新領域からの脅威への対応」「安全管理・健康管理の徹底」4点を要望しました。 第22即応機動連隊は、現地において敵の侵攻要領を詳細に見積り、強固な複合障害及び各種陣地を構築し、防御戦闘態勢を確立して敵の侵攻を所望の時期まで阻止しました。
 また、第6師団司令部付隊及び第6音楽隊は、各種管理業務を実施しつつ、師団指揮所の警備を行い任務を完遂しました。  楠見師団長は、講評において「全隊員が一致団結して、任務を果たさんとする強靭不屈な敢闘精神を目の当たりにし、大変心強く感じた。各部隊長を核心に、更に練成を積み重ね、強靭な部隊及び隊員として更に前進することを期待する。」と述べました。