師団の活動へ
令和5年度師団航空機誘導等支援要員集合訓練
  第6師団(師団長 楠見陸将)は6月6日から9日の間、神町駐屯地飛行場及び東訓練場において、「令和5年度師団航空機誘導等支援要員集合訓練」を実施しました。 本訓練は、第6飛行隊(隊長 久原2佐)が担任し、師団隷下部隊の基幹要員に対して、各部隊が航空科部隊と協同して任務を遂行する際に必要となる航空機の誘導等支援要領を修得させることを目的に実施しました。 訓練参加者は、航空機の誘導等支援に必要な事項や接近禁止区域を十分に理解し、手信号による航空機の前進・後退・旋回等の基本的な誘導要領を演練しました。 昼間において開豁地や不整地の誘導、スリングを使用した特殊操作の誘導要領を実施したほか、夜間においては、車両灯火を使用した誘導を実施するなど、状況に応じた誘導の訓練を実施しました。 また、不整地の誘導訓練及び夜間訓練の際、機上研修として訓練参加者を航空機に同乗させ、空中から地上の誘導要領及び障害物等の見え方について研修しました。訓練参加者は、航空機のダウンウォッシュ(風圧)に苦戦しながらも積極的に訓練に参加し、航空機を安全確実に誘導できるよう航空機誘導等の練度を向上させました。