師団の活動へ
令和4年度師団施設練成訓練
 第6師団(師団長 鬼頭陸将)は、5月21日から24日までの間、王城寺原演習場において令和4年度師団施設練成訓練を実施した。
 本訓練は、第6施設大隊(大隊長 日野2佐)が担任し、師団隷下部隊共通の施設作業として陣地構築及び障害構成を、各部隊の特性に応じる障害処理・障害構成をそれぞれ実施した。
 攻撃における対戦車地雷等の障害処理と人員・車両の通過路の開設及び防御における指向性散弾による対人障害の構成については、実際に爆破薬を使用し、指揮官から隊員一人ひとりに至るまで任務・役割を明確にして訓練を実施し、爆破の効果等を確認した。
 また、陣地構築においては、ソイルアーマーを使用した16式機動戦闘車(MCV)用の陣地を構築するとともに、地雷原の構成、指向性散弾の設置、鉄条網の構成について、各部隊の特性に応じた施設作業をすることが出来た。
 師団は引き続き、施設練成を通じて師団全体の施設能力の向上を図っていく。