第6師団は、2月27日(日)やまぎん県民ホール(山形市)において「希望〜心ひとつに〜」をテーマに「第17回第6師団音楽まつり」を新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み一般公募を取りやめ、招待者に限定して開催しました。
第6音楽隊による国歌演奏、師団の活動紹介映像に合わせた「天と地の恵み」で幕を開けました。
第1部は、師団らっぱ隊による統制されたドリル演奏、船岡駐屯地所在の船岡さくら太鼓による力強い和太鼓演奏、第20普通科連隊の華やかな山形花笠踊り、第20普通科連隊重迫撃砲中隊橋本士長によるギター弾き語りと音楽隊の合同演奏など、統制美あふれる演奏演技により来場者を魅了しました。
第2部では、第6音楽隊が、「高度な技術への指標」、トランペットソロの映える「翳(かげ)りゆく部屋」、東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県南相馬市立小高中学校の卒業生が、その想いを歌詞に綴った「群青」を第6音楽隊の隊員3名が歌うなど会場全体が温かい雰囲気に包まれました。
フィナーレでは、明るい未来に向かって前に進んでいくという意味を込めて「にじ」を演奏し、第6音楽隊の隊員が歌い、出演者と来場者が心ひとつに盛り上がり幕を閉じました。